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201302kasumisawa

2013年2月霞沢岳

・期日 2013年2月9日(土)~10日(日)
・メンバー Kune,Oni,Shio (3名)
・行程
2月9日(土)晴れ
沢渡(7:30)~釜トンネル入口(8:00)~取り付き道入口(8:45)~1,730m展望台(11:25)~テン場(13:30)
2月10日(日)雪のち曇
出発(6:40)~西尾根分岐(7:20)~山頂(10:20)~テン場着(12:30)~テン場発(13:15)~取り付き道入口(14:25)~釜トンネル出口(15:00)~沢渡(15:30)

霞沢岳へアタック ~二人のプロと一人の初心者~

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 市営第二駐車場(足湯のある)で予約タクシーと待ち合わせでしたが駐車場一杯でした。仕方なく一つ上の沢渡上駐車場でタクシーに乗りました。釜トンネル入口前には予定より早い8時少し前に着きました。ここからザックを背負って歩き出しました。全長約1.3kmの釜トンネルを抜けて梓川沿いに歩いて行くと、左手にきれいな焼岳を望むことができます。砂防事務所への道でスノーシュー(ベテラン二人は輪かん)を履きますが、これが大失敗で尾根への取り付きの急斜面を登れません。新雪の急登はだだ雪をむなしく掻くだけで体力を消耗するばかりでした。やっと尾根に登ったときには汗だくで、息は切れ切れ、見かねたCL(チーフリーダー)のKさんとSL(サブリーダー)のOさんが共同装備の食材とテントを持ってくれることになりました。(申し訳ない…)

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 標高1,730mの展望台で先行パーティーに追いつきました。これまでのラッセルに感謝しつつこの後はこちらが先行ラッセルとなりました。壁のような急斜面でラッセル中に先ほどのパーティー(東京パーティー、以後「東P」)が我々(長野パーティー、以後「長P」)追いつきました。そこで先行した東Pは1,960mにテントを張った我々のもう一つ上の平坦な場所にテントを張っていました(長Pは翌日知る)。
 夕食は山のような野菜と400gの肉のキムチ鍋でした。キューブ型のスープの素は大変使い勝手が良く、さすがはCLが食担をすることだけはありました。肉団子15個とうどん2玉は翌日の食材となりました。(就寝時間不明)

翌日は天気予報とは違って雪交じりの天気でした。先行した東Pの後を追いながら標高を稼ぎ、今回の最大の難所「岩稜」前で追いつきました。レスト&話し合い中の東Pを追い越し、山頂を目ざしましたが、風が強く難儀しました。

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山頂からの眺望は残念ながらありませんでしたが、記念写真を撮って下山となりました。
難所「岩稜」では自分のためにロープを張ってもらい、懸垂下降で安全・快適に降りることができました。Kさん、Oさんのお陰です。テン場につくと雪混じりの風が強く、そのまま撤収・下山となりました。取り付きまでの道には東Pの作ったと思われる雪洞と雪だるまが残されていました。下りの釜トンネルで歩道の段差に二人がつまずき、転びそうになりましたが、面倒くさいと誰もヘッドランプを出しませんでした。来るときに乗ったタクシーで駐車場まで戻り、「竜島温泉せせらぎの湯」で汗を流し冷えた体を温めて、今回の山行は無事終了となりました。夏山には文字通り山のようにテント泊の経験はありますが、冬山は今回が五回目でした。Kさん・Oさんの二人のサポートのお陰で何とか霞沢岳に登れたことを心から感謝しています。

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山頂へ

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山頂直下から

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山頂にて

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