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200909kitakama

2009年9月北鎌尾根

期日:2009年9月21日~23日
メンバー:松・浩・英
共同装備:テント(3人用) コッヘル バーナー ツェルト 30mロープ2本
個人装備:ハーネス カラビナ スリング シュラフ 等

9月21日
5:00に波多町役場の駐車場に集合し、装備を確認した後、浩氏の車乗り合わせて沢渡へと移動する。沢渡では5連休のシルバーウィークのためかどこの駐車場も満車に近かった。 そこからバスに乗り換え。

6:30に上高地に到着する。
朝から天気が良く、穂高岳が美しい。上高地からは、昨年の県大会でさんざん歩いた横尾までの道を足早にたどる。明神から梓川右岸の林道を歩く。林道の方がアップダウンが少なく歩きやすい。ひたすら飛ばして歩き、横尾に9:10に到着する。

槍沢ロッジを通り過ぎ、ババ平で水を満タンに補給する。これから向かう天上沢には水があるはずなのだが、ここしばらく雨が降っていないため沢が涸れているかもしれない。重くなったザックを担ぎ、水俣乗越の分岐に11:45に到着する。水俣乗越までは標高差400mの急登であった。

水俣乗越に12:55に着き、休憩の後、天上沢へと下降する。下降路は、道は明瞭であるがとんでもない急傾斜のザクザクの砂の道である。周りの木や草をつかみながら降りないと、転げ落ちてしまいそうだった。急傾斜が終わると岩がゴロゴロ転がる河原の下りになる。所々に赤やピンクのテープが残っていてルートを間違える事はない。ここの下りでデジタルカメラを落としてしまう。メモリーに結構たくさんデータが入っていて、しかもバックアップを取っていなかったのでショックだった。(こんな所へ滅多に入る事はないと思いますが、もし行くことがあれば、オレンジのザクティを気にかけて歩いていただければありがたいです。)
間の沢出合の手前で、2人に待っていてもらいカメラを探しに戻ったのだが、発見することはできなかった。
間の沢出合を少し下ったところに水が出ていて、ここまでに飲んだ分を補充するか迷ったが、この様子であれば、もう少し下でも出ているだろうと、北鎌沢右俣を目指して降りていく。幕営予定地の北鎌沢出会付近に着いたが水はなかった。近くに幕営していたパーティーに水の在処を聞くと、ここから、河原を少し下ったところに水が出ていると教えていただき、水汲みに行く。炊事用と明日の行動用の多量の水を無事汲むことができ、夕食の後、就寝。

9月22日
朝まだ暗い内に1パーティーがテントの横を通り過ぎていった。我々は4時半に起床し5時半に出発する。急な北鎌沢右俣、普段は水が流れているらしいが、最近雨が降っていないので沢には水がない。ぐんぐんと登ってかなり上部に達する。先行している2人のパーティーもちらちらと見えている。天気は曇で、雲が低く降りてきている。

北鎌のコルに出るためには右へルートを取る、という情報がネットなどにあって、メンバー3人ともそれを知っていたこともあり、分岐があったので迷いもなく右の小さい沢へ進む。そこには残置スリングやペットボトルなどが落ちていて、大勢歩いている気配があった。
迷いもなく登っていくとコルが左方へと遠のいていき、藪をつかみながら進まなければならない様になってきた。実はこのルートは間違いで、正解はコルを目視でたどれば良いのだが、皆間違えてここへ来るようだった。戻るかどうかを迷ったが、なんとかここを登り切ろうということになり、手を離したら真下へ落ちるような、ほとんど垂直な藪をかき分けながら上を目指す。

なんとか主稜線へたどり着き、8:10にコルに降り立てた。思い返してみると、この日一番の核心部だったような気がする。コルにはさっき下から見た2人パーティーがいたので、時間的なロスはあまりなかった様だが精神的に疲れた。
ぱらぱらと雨が降ってきたのでここで雨具を着る。ここからは岩稜になるのでハーネスを装着しカラビナやスリングを腰につける。

8:30に出発、しばらくは少し急なふつうの登山道といった感じである。9:20、たいしたこともなく2749の標高点に着く。晴れていれば、独標が目の前に見えているはずなのだが、何も見えない。独標を千丈側からトラバースする。途中で数カ所、嫌らしいところはあったが、踏み後も明瞭で迷うことはなかった。
その後は基本稜線伝いに進んでいく。巻くときはたいがい千丈側に踏み跡がついている。いきなり踏み跡がなくなった、と思ったら左真上の岩にスリングが付いていて、そこを登ると稜線に出た。ガスで上も下もあまり見えなかったが、ここで滑ったら必死という所は沢山あり、さすがバリエーションルートだなと思う。ノーザイルなので歩みも早く、2パーティーを北鎌平までで追い抜き、大槍の基部に13:00に到着する。

祠の裏側から出てくるのが正規ルートだという事なのだが、何となく登りやすい所を探して登ると祠を行き過ぎた所に出て13:15山頂到着。

北鎌のコルから5時間だった。 危なそうな所は沢山あったが、人が多く入っているので歩きやすかった。1日中霧雨のため、景色が見られなかったのが残念であった。景色の見えない山頂に長居をする事もないのでとっとと槍ヶ岳山荘へ降りる。槍ヶ岳山荘では500mlのビールをもらった。残すのも悪いので全部飲み、14:20にふらふらしながら槍沢を降る。明日は本格的に降る事がわかっていたので、降りられるところまで降りようということになり、18:30に徳沢到着。13時間行動の長い一日が終わった。

9月23日
朝、予報通り小雨が降っていた。手早く撤収し下山、解散。
カメラを落としたので写真がありません。 (英)

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